【概念空間論】について;考え方まとめ(修正中)

【概念について】

 

このページでは【概念空間論】という考え方について解説していきます。

 

※この記事は、全体または一部を加筆・修正中です。ご了承ください。

 

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概念空間とは何か?

 

■【概念空間】の定義

【概念空間】とは、我々が持つあらゆる概念が浮遊する空間のことを意味します。

 

概念空間は、概念の集合から構成されています。

 

例えば、これは概念空間の事例です。

 

概念空間(概念の集合)

人間、動物、神、三角形、自然数、円柱、善悪、机、鉛筆、りんごetc…

 

 

概念空間内では、このように諸々の概念が、相互に関係性を結びつつ浮遊し、また生成・消滅を繰り返しているものと考えます。

 

■【概念空間】の定義

【概念空間】とは、無数の概念が相互に関係性を結びつつ浮遊する理念的な空間である。

 

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概念の集合

 

概念空間は、概念の集合という哲学的な集合から構成されます。

 

例えば、以下はその事例です。

 

概念の集合の事例;抽象概念の集合

問題、問い、解、メタ、抽象、具体、前提、帰結、根拠、結論、場合、条件、分岐、パターン、観点、焦点、像、定義、分類、包摂、配置、分離、接続、分割、統合、全体、部分、構造、体系、要素、集合、順序、推移、変化、過程、変換、置換、識別、判断、評価、決定、解釈、認識、自覚、懐疑、明晰、不明瞭、明確、曖昧、十全、比較、対照、類推、推論(帰納、演繹など)、量的(単数、複数など)、質的、関係性(同等、類似、相違)、可能性(必然、偶然、蓋然)、仮定、仮説、理論、証明、論証、問題解決(現状、目標、計画、設計、戦略)、曲線、収束、発散etc…

 

 

 

 

◆概念空間のイメージ

「概念空間」という用語は、抽象的で分かりづらいのですが、視覚的には次のようなイメージして頂きたいです。

 

 

この2枚の画像には、大量のキューブ(立方体)が描かれていますよね。

この個々のキューブは、人間が持つ様々な概念を表現しているとお考え下さい。そして概念空間はこうした概念の集合から構成されるものと考えます。

 

■0.空虚な空間

まず、無限に広がりを持つが何もない空虚な空間があると想定する。

■1.概念の浮遊

次に、この空間に一つの概念が現れ、浮遊しているところを考える。

■2.他なる概念

さらに、この概念と関連する無数の概念が現れ浮遊する空間を考える。

■3.概念同士の関係性

最後に、これらの概念同士が相互に何らかの関係性をもって結びついている状態を考える。

 

 

 

 

 

概念空間論とは?

 

概念空間論は、人間が持つあらゆる種類の概念を包括的に扱うことができる理論です。

 

概念は、人間の思考のプロセスに影響を及ぼす最大の要素(ファクター)です。

 

この概念空間論の枠組みを通じて概念について理解することで、

 

あらゆるシーンで、実際に、多種多様な概念を自由に使いこなしながら、問題解決に取り組むことができます。

 

概念空間論の最大の目的は、私たち人間が持つ問題解決の能力を最大まで引き出すことにあります。

 

 

 

問題の事例

個人レベル…
人生・生き方の問題、心理的な問題、学習面の問題、身体や健康の問題、仕事やビジネスの問題、人間関係やコミュニケーションの問題、家族関係の問題etc…)

 

集団レベル…
(理念・ミッションの問題、経営マネジメントの問題、売上とコストの問題、生産性&効率性の問題、市場競争とマーケティングの問題、リーダーシップの問題、意思決定とプロジェクト管理の問題、イノベーションの問題、認知とブランディングの問題、モチベーションの問題、コンプライアンスの問題、etc…

 

社会レベル…
(人口問題、少子高齢化、経済成長の問題、教育の問題、医療問題、いじめの問題、格差と貧困の問題、ジェンダーの問題、政治と民主主義の問題、移民や難民の問題、テクノロジーと倫理の問題、環境問題etc…)

私たちが生きることを選択する限り、こうした色々な「問題」に直面することは、絶対に避けることができません。

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