このページでは、参照平面という概念についての補足をしていきます。
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【参照平面】の定義は大きく2種類あります。
第一の定義では、観点の集合を考え
第二の定義では、概念の集合を考えます。
この二つの定義には、どちらも「平面」という表現が含まれています。
◆第一の定義
【参照平面】とは、無限に多様な「観点の集合(パースペクティヴの集合)」から構成された理念的な平面である
◆第二の定義
【参照平面】とは、無限に多様な「概念の集合」から構成された理念的な平面である
【参照平面】の概念では、無限に多様な概念&パースペクティヴの集合を考えたうえで、さらに「平面」を構成することを考えるのです。
平面に表示するのは、大事な目的があります。
まず、情報を視覚的に表示することで、他者と共有することができ公共性を確保することができます。
これにより、概念&パースペクティヴ群は視覚的に表示されることになり、概念としての公共性が担保されます。
ただ、実際に視覚的に表示するかどうかは、あまり問題ではありません。
この「平面」の定義があれば、参照平面を理解している人々同士であれば、
「いま、我々の参照平面には、〇〇の概念が含まれるが、まだ認識できていない未知の観点があるはずだね」
このように意思疎通が図れるからです。
参照平面では、概念として「平面」の表現を含むことで、公共的な概念として使用できるのです。
この視覚的な表示機能によって、思考ツールとしての応用の可能性が広がります。
具体的な応用方法は、別の記事でお話していきます。
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