こんにちは、馬渕です。
今回は、概念空間論においてとても重要
な考え方をご紹介したいと思います。
概念空間論と問題解決
概念空間論は、問題解決のための強力な枠組み・アプローチとして使うことができます。
認知科学という分野では、しばしば「問題解決(Ploblem Solving)」というテーマが取り上げられます。
「問題解決」という言葉は、かなり広い射程を持っており、あらゆる人間の活動を「問題解決」として解釈することができます。
例えば、
問題の事例
個人レベル…
(人生・生き方の問題、心理的な問題、学習面の問題、身体や健康の問題、仕事やビジネスの問題、人間関係やコミュニケーションの問題、家族関係の問題etc…)
(人生・生き方の問題、心理的な問題、学習面の問題、身体や健康の問題、仕事やビジネスの問題、人間関係やコミュニケーションの問題、家族関係の問題etc…)
集団レベル…
(理念・ミッションの問題、経営マネジメントの問題、売上とコストの問題、生産性&効率性の問題、市場競争とマーケティングの問題、リーダーシップの問題、意思決定とプロジェクト管理の問題、イノベーションの問題、認知とブランディングの問題、モチベーションの問題、コンプライアンスの問題、etc…
(理念・ミッションの問題、経営マネジメントの問題、売上とコストの問題、生産性&効率性の問題、市場競争とマーケティングの問題、リーダーシップの問題、意思決定とプロジェクト管理の問題、イノベーションの問題、認知とブランディングの問題、モチベーションの問題、コンプライアンスの問題、etc…
社会レベル…
(人口問題、少子高齢化、経済成長の問題、教育の問題、医療問題、いじめの問題、格差と貧困の問題、ジェンダーの問題、政治と民主主義の問題、移民や難民の問題、テクノロジーと倫理の問題、環境問題etc…)
問題解決の事例
・パズルを解くこと
・論文を書くこと
・料理をすること
・ゲームを攻略すること
・数学の問題を解くこと
・芸術作品を生み出すこと
・スポーツの試合で勝つこと
・失くしものを見付けること
・大学受験で合格を目指すこと
・新しいシステムを開発すること
・起業やビジネスで売上をあげること
・ミステリ小説の犯人を推理すること
・他者との交流・コミュニケーションを図ること
・夢を実現するために計画を立て実行すること
etc…
こうしたものすべてが「問題解決」として捉えることが可能です。
あらゆる問題の答えは、【U領域】にあります。
我々が直面する、この宇宙におけるすべての問題の答えは、【U領域】に存在するのです。
U領域(unknown area)とは、未知の領域を意味します。
※U領域は、K領域とセットで用いる対概念です。

あらゆる問題解決のシーンにおいて、この構造を理解することは、比類のない意義があります。
では、問題の答えがU領域にあるとは、どういう意味なのでしょうか。
・・・
これは私の持論なのですが、
恐らく、この宇宙は人間に対して、解明すべき問題として与えられています。
そのため、私たちは毎日のように、個人レベル/集団レベル/社会レベルで、あらゆる「問題」に直面し続けるのです。
以下は、その無限に存在する問題をごく一部だけリスト化した表です。
問題の事例
個人レベル…
(人生・生き方の問題、心理的な問題、学習面の問題、身体や健康の問題、仕事やビジネスの問題、人間関係やコミュニケーションの問題、家族関係の問題etc…)
(人生・生き方の問題、心理的な問題、学習面の問題、身体や健康の問題、仕事やビジネスの問題、人間関係やコミュニケーションの問題、家族関係の問題etc…)
集団レベル…
(理念・ミッションの問題、経営マネジメントの問題、売上とコストの問題、生産性&効率性の問題、市場競争とマーケティングの問題、リーダーシップの問題、意思決定とプロジェクト管理の問題、イノベーションの問題、認知とブランディングの問題、モチベーションの問題、コンプライアンスの問題、etc…
(理念・ミッションの問題、経営マネジメントの問題、売上とコストの問題、生産性&効率性の問題、市場競争とマーケティングの問題、リーダーシップの問題、意思決定とプロジェクト管理の問題、イノベーションの問題、認知とブランディングの問題、モチベーションの問題、コンプライアンスの問題、etc…
社会レベル…
(人口問題、少子高齢化、経済成長の問題、教育の問題、医療問題、いじめの問題、格差と貧困の問題、ジェンダーの問題、政治と民主主義の問題、移民や難民の問題、テクノロジーと倫理の問題、環境問題etc…)
私たちが生きることを選択する限り、こうした色々な「問題」に直面することは、絶対に避けることができません。
こうしたあらゆる問題には、必ず「解=答え」が存在するのですが、
あらゆる問題の解は、それが解決されるまでは、私たちにとって認識ができない領域に含まれています。
・・・
例えば、数学の未解決問題の解法は、人類にとって、U領域=未知の領域に存在します。
※もしK領域、すなわち既知の領域に解が含まれているなら、問題が解決できているはずだからです。
このことが、私たちが直面するすべての問題について指摘できます。
あらゆる問題の答えは、U領域に存在するのです。

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