以前、初めて重度の抑うつ状態を経験したとき、私は現在も続けている幾つかの重要な習慣を身に付けました。
思い込みを疑う習慣、
あらゆる思考を書き出す習慣、
人生で実現したいこと(目標)を考え、それを達成するための計画を立てる習慣、
などです。
これらの習慣は、心の状態を改善するために非常に役立ったのですが、これらに加えて、もう一つとても効果的だったものがあります。
それは、物事に感謝できることを書き出す習慣です。
この習慣では、毎日感謝できることをリストアップしていくのですが、今回はこの「感謝リスト」のワークについてお話していきます。
うつ病を克服するために不可欠と言っても過言ではない要素なので、ご参考頂ければと思います。
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もしかすると、最初は多く書き出せないかもしれませんが、難しく考えず些細な事から書き始めるのがおすすめです。
(例)
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家族が健在であること
住む家があること
身体が健康であること
毎日、仕事ができること
学べる場所や機会があること
生活ができるだけのお金があること
etc…
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私の場合
かなり個人的なリストですが、私がこのワークに取り組むときは、こんな風に書き出していきます。
■家族に対して
私の場合、家族に対する感謝から始めることが多いです。
「家族が健在であること、、、」
家に関しても感謝することが多いです。
「住む家があること、、、」
その他
「…生活できるだけのお金があること、、、」
■学び、研究に対して
私の生活は思索や研究が中心なので、それに関連することが最も多く書き出せます。
「…毎日、新しいことを学べること、、、」
「…毎日、研究ができていること、、、」
「…毎日、新しい概念を思いつくこと、、、」
「…インスピレーションが湧くこと、、、」
etc…
―――――――――――――――
「…毎日、研究ができていること、、、」
「…毎日、新しい概念を思いつくこと、、、」
「…インスピレーションが湧くこと、、、」
■周囲にあるモノに対して
周囲にあるモノに対する感謝も書き出すことが多いです。
ワークに取り組む度、研究で使用する様々な著作、筆記用具、パソコンがないととても困ることに気付かされます。
●河川敷
家の近くに、見晴らしが良い河川敷があります。
私はそこで、身体の調子を整えるためたまにランニングをしています。
また河川敷を整備してくれる人々をよく見かけます。
「…近所にランニングができるコースがあること、、、」
「…コースを整備してくれる人がいること、、、」
■先生に対して
これまで色々な事を教えてくれたメンターが沢山いるので、それも書き出します。
「…先生がいること、、、」
■人生に対して/自然/宇宙に対して
「…生きていること、、、」
■その他
「…仲の良い友人がいること、、、」
最後に
感謝リストは、心理状態を改善するうえで最も効果的なワークの一つです。
実際に、以前に私がうつ病を克服するためにこのワークに徹底的に取り組んだところ、心の状態を劇的によくすることができました。
興味がある方はぜひ毎日取り組んでみて下さい。
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