当サイトでは、未概念法という思考方法をご紹介しています。
これは新しい概念を創造することによって、問題解決をおこなう哲学的な思考法です。
未概念法を使えば、あらゆる分野における問題解決の可能性が大幅に高まります。
以下では、この未概念法のなかで最も重要な部分である新しい概念を創造する方法についてお話ししたいと思います。
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どのような問題であれ、それが解決されるには適切な概念が必要です。
概念が不足する状態では、問題が解決に至りません。
そこで未概念法という方法論では、新しい概念を連続的に創造し、概念の不足状態を一気に解消します。
◆未概念法による問題解決の流れ
これにより、問題解決ができる確率(可能性)が大幅に高まるからです。
未概念法を使いこなすことができれば、問題が解決する可能性を極限まで引き上げることができます。
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未概念法というアプローチにおいて、もっとも重要なのは新しい概念を創造するステップです。
新しい概念を作成するには、かなり専門的な技術がいるので、最初は難しく感じると思います。
そのため、未概念法という思考方法では、初心者の方でも次々と新しい概念を創造できるように未概念という特殊な概念群を用います。
未概念とは、新しい概念を作成するための素材・材料になるような、まだ完成していない概念のことです。
※未概念法には、未概念の散布➡新しい概念の創造という重要なステップがあります。
これは庭に種を播き(未概念を散りばめる)→花を咲かせる(新しい概念を作る)イメージです。
以下は、未概念の典型的な事例です。
概念の集合の事例:未概念
α量、β性、γ化、δ系,ε度,ζ法,η的,θ層,ι分類,κ構造,λ順序,μ関係,ν領域,ξ部分,ο過程,π前提,ρ分類,σ条件,τ状況,υ接続,φ配分,χ分割.
これを見てもらうと、未概念は
未概念=ギリシア文字+既知の概念
このような構成になっていることにお気付きになると思います。
例えば、「量、質、性質、構造、条件、、、」
こうした言葉は、誰もが自然と獲得している概念(考え方)ですよね。
こうした基礎概念に、新しいキーワードをギリシア文字部分に加えると、新しい概念ができあがります。
これは飽くまで分かりやすい事例ですが、未概念法では、
このように既存の概念(既にその人が獲得している概念)をもとに、任意の言葉(概念)を当てはめることで、新しい概念を構築できるようにしています。
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