私は、人生で何をしたいのだろう?
私の人生の目的とは、何だろうか?
今日は、人生で実現したいことを考えリストアップする習慣についてお話ししたいと思います。
今回のワークは、多々ある自己啓発の分野で学べるワークの中でも、「人生を変えるうえでこれほど重要で価値のあるものはない」と言えるほど大事なものなんです。
やること自体はシンプルなのですが、自分の内面深くと向き合う難しさがあり、またその背景には深遠な原理が隠れています。
是非ゆっくり時間をとって取り組んでみて下さい。
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ワークのやり方
以下の質問に対する答えを考えて、思いつく限りノートに書き出してみてください。
◆今回の質問
「私はどのような人生を送りたいだろうか?」
「自分の理想の人生はどのようなものだろうか?」
■補足;人生の8つの領域
このワークに取り組む際、以下のように人生の様々なエリアに分けて考えるのがおすすめです。
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【生活・環境面】では何を実現したいだろう?
【精神性の領域】ではどうだろうか?
【知性・学習の領域】ではどうだろうか?
【身体・健康の領域】ではどうだろうか?
【仕事・職業の領域】ではどうだろうか?
【お金・経済の領域】ではどうだろうか?
【社交・人間関係の領域】ではどうだろうか?
【家族・パートナー領域】ではどうだろうか?
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例えば、このような書き方でOKです
↓↓
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・「○○○」などの国に旅行に行きたい
・△△という分野について学びたい
・(英語など)語学をマスターしたい
・自分の本を書いて出版したい
・「~~~」という資格を取得したい
・~の事業を始めてより経済的に豊かになりたい
・(花屋、喫茶店、ラーメン屋など)自分のお店を始めたい
・~の地域へ移住したい
etc…
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このような感じで、あなたにとって想像したらワクワクした感覚を得られるものを自由に考えてみてください。
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幾つかのポイント
このワークで特に意識して欲しいポイントが2つあります。
ポイント①本気で取り組み、まだ実現方法が分からないことを含めて書く
まず、このワークは本気で取り組む、というのがとても重要です。
そして、このワークでは必ず、現在のあなたがどうすれば実現できるか分からないこと、自分には無理なのではないか、と感じるものも書き出してみて下さい。
妥協したり自分を偽ることはせず、本当に心の底から望むような人生を書き出す、というのを意識してもらえたらと思います。
もしかすると最初は恥ずかしいと感じたり、自分には無理だと思うものがあるかもしれません。誰かが見る訳ではないので、できる限り書き出してみてください。
このワークは、実は、人生の分岐点になる儀式とも言えるもので、初めて実践するときにどれくらいの本気度で取り組めるかによって、
その後の人生がどれほど充実したものになるかが変わってくるワークなので、死ぬ気で取り組んで頂けたらと思います。
ポイント②自分がやりたいことの具体的な特定
このワークは、たった1回取り組んだら終わり、というものではなく、むしろ、これからの人生の計画・戦略を立てるための最初のスタートになるものなんです。
そのため、何度もこのワークに取り組んで頂きたいのですが、だんだんと慣れていったら、今度は次のポイントを意識して下さい。
あなたが人生で一体何を望み、何を求めているのかを、極めて正確に、具体的に、詳細に特定すること。
最初はふわふわした考え方でもOKなのですが、徐々に詳細にイメージして、あなたが人生で望むことを具体的に「特定」してほしいのです。
例えば、あなたが「本を出版したい」と書いたとします。
最初はそれでOKなのですが、徐々にあなた自身に詳細に問い掛けて、
「どんなタイトル?」「どんなテーマ?」「どんなコンセプト?」
「ページ数は?」「表紙の装丁・デザインは?」「誰かに帯を書いてもらう?」
「どこの出版社から出したいのか?」「本文はどんな構成で、何章に分かれている?」
「書籍の中で伝えたいメッセージは具体的に何か?」
こんな風に、あなたが実現したいことを具体的にしていって下さい。
もう一つ、ご参考になるか分かりませんが、私の例をお話ししますね。
まず最初に、私がこんな風に書いたとしますよね。
「社会に影響を与える哲学者になりたい、あるいは哲学の講師として活動したい」
これはもしかすると人生でやりたいことを書き出せているように見えるかもしれません。
ただ、よく考えてみると、実際のところ何をする人なのかよく分からないですよね。
「哲学者」って一体何なのかが特定されていないので、このままだと具体的なアクションに移ることができないのです。
※一般論としての「哲学者」の定義ではなく、自分にとっての哲学者の定義が重要です。
この辺りを具体的にするためにさらに考えていくと、例えばこんな風に書き出すことができます。
「未だ世界に存在しないような革新的な(新しい)概念の研究・開発に取り組み、物事について極限まで自由に思考するための新しい考え方&方法論を社会に広めるための活動に取り組み、また、哲学・認知科学・神経科学・精神医学・物理学・数学などあらゆる分野の体系的で深い知識・認識を持ち、それを統合して伝えられるスピーチ能力があり、10万人以上の日本人に影響を与えるような、哲学者(哲学の講師)になりたい」
先程のパターンと比べてもらうと、かなり詳細に、「自分がなりたいもの」「人生でやりたいこと」が特定できていると思いませんか?
※ただ、これは例なので途中で辞めていますが、さらに詳細に考えていくことができます。
このように書き出すことができると、実際にその目標を達成するために具体的にどんなアクションをとればいいのかが見えやすくなりますよね。
ぜひこんなイメージでワークに取り組んでみて下さい。
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私の場合
私は18歳の時、重度の抑うつ状態を経験したことがきっかけで、「どうすれば、人生を充実したものにできるだろうか?」ということを学び始めました。
その頃は、まだ心の状態を改善する手立てもなく、まったく知識もなかったので、回復するのにかなり苦労しました。
ただ、うつ病は、私にとって大きな試練であったものの、人生で最大の恩恵を与えてくれるものでもありました。
うつ病は、私に「人生に本気で向き合うこと」を教えてくれたのです。
当時、色々な書籍で自己啓発についても学ぶようになったのですが、今回ご紹介しているようなワークも教えてもらいました。
当時、私は生きづらさを抱えていたこともあって、このワークを徹底的にやったんです。
殆ど毎日のように、自分がどんな人生を送りたいのかを考えたので、いまでは本当に明確になっています。
概念の研究・開発を通じて、日本中の人々がより自由に思考するための新しい考え方(概念)を手渡し、社会に普及すること
私の場合は、これが人生でやりたいことなんです。
あなたは人生で何をしたいか、明確になっていますか?
ぜひ時間を掛けて向き合ってみて下さい。
次の段階ステップへ
先程、このワークは人生の計画・戦略を立てるための入り口となるものだとお伝えしました。
このワークに取り組んだら、今度は実際に計画を立てる(プランニング)ことを行っていきます。
このプランニングというテーマについては、私の講座でもサポートしているので、ご興味ある方はぜひご参加ください。
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この記事が少しでもあなたのお役に立てば嬉しいです。
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