【恐れのワーク】

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なぜ、自分は生きることがこんなに苦しく感じるのだろう?

 

以前の私は、生きているだけで苦しいと感じる状態がずっと続いていました。

 

いま振り返ると、これは感覚過敏やASD的傾向からくるものだったのかもしれない、と推測することができるのですが、

 

当時は、

 

原因も全く分からず、とにかく、普通に生きることが苦しかったのです。

 

自分のことも、人生もどうしたも変えたいと思っていて、

 

と自分に対して、幾つか行動のルールを決めたことがありました。

 

「絶対に、これだけは何があっても守るようにしよう」

 

このように誓ったのです。

 

それが恐れの感情に関するもので、「自分にとって、本当はやりたいと思っているが怖いと感じることを必ず実行する」というルールでした。

 

最初は、一つの恐れを乗り越えるために、かなりの時間が掛かりました。

 

ところが、何度も繰り返すうちに、経験的に分かったことがあります。

 

「怖いという感じるのは最初のときだけで、一度それを経験してしまえば、意識が変化して気にならなくなる」

 

ということでした。

 

最初は、とてももしかすると死ぬかもしれないと思う程恐れを感じることでも、実際に行動に起こしてみる、「死なない」ということがわかる。

 

何度かこの恐れを乗り越える経験をして、

 

なるほど、これは構造になっているのだと気付きました。

 

怖いと感じる

➜実行してみる

➜大丈夫だと気づく(意識が拡大する)

➜やがてそれが普通になる

 

怖いと感じることを実行すると、意識が拡大して、新しい自分になることができることに気づいたのです。

 

それ以降、このルールをずっと守るようになり、今でも必ず実行するようになりました。

 

私はASD傾向がかなり強く、新しいものに親しむのがとても苦しく感じることが多いです。

 

例えば、着たことがない服に慣れるのに、かなりの時間が掛かってしまいます。

 

ですが、このルールを作ったことで、人生を拡大することができました。

 

今日は、いまお話しした恐れの感情に関するワークを紹介したいと思います。

 

「恐れのワーク」と呼んでいるものです。

 

名前から察せられるとおり、怖いと感じることを実行するワークです。

 

人生で最も怖いと感じることを実行するワークです。

 

だから、このブログでご紹介しているワークの中で、一番難しいかもしれません。

 

なぜ、このワークをご紹介したいかというと、この習慣は、人生に劇的な変容を起こす

 

怖いことをやりましょう。

 

失敗したらどうしよう…?と感じるかもしれません。

 

…死ななきゃ何とかなります、笑

 

・・・

 

ステップ①

 

■ステップ①

以下のような質問の答えを考えて思いつく限りノートに書き出してみてください。

 

あなたが、人生で最も怖いと感じることは何ですか?

 

「それを実行することを想像すると「怖い」と感じるが、本当はやってみたいと思うことは何だろうか?」

 

「これまでにやったことがないことで、人生を前進させてくれることは何だろう?」

 

 

このワークでは、まず最初に

 

「いま一番怖いと感じること」

「これまで経験したことがないこと」

「これまで挑戦したことがないこと」

「自分の世界の外に出ることになること」

 

このような行動のリストを作っていきます。

 

いま自分が最も怖いと感じることを書き出して見てください。

 

そして、できる限り先延ばしにせずに実行します。

 

・・・

 

■書き方の例

 

(例)

 

・話してみたい人に会う
・新しい服装に挑戦する

・自分が好きな事で起業する

・人前でスピーチをしてみる
・本当はやりたくないことを辞める

・何らかの組織やグループを抜ける
・何かの媒体に自分の作品を投稿する

・ずっと行きたいと思っていた場所に旅行に行く
・昔から学びたいと思っていたことを学び始める
etc…

 

ステップ②

 

■ステップ②

次に、日程や期限を決めて実行します。

 

一番怖いと感じることを実行し、体験する。

 

それをやって得られることは?

あなたの人生はどう変わりますか?

 

 

恐れの感情の意味とは?

 

「恐れ」という感情には色々な意味があるようです。

 

心理学的には、恐れはもっとも原始的な情動反応、偏桃体に制御された感情として知られています。

 

私が尊敬している先生で、ジョン・F・ディマティーニ博士は、恐れとは仮定(assumption)なのだと言っています。

 

どんな仮定かというと、将来プラス面よりもマイナス面を多く獲得するだろう、という仮定なんです。

 

人間の認識は、

しばしば偏ってしまうのですが、

 

認識している状態、

 

コンパスの役割

「本当にやりたいこと」については、大きな恐れを感じる

コンパスのような役割を果たす訳ですよね。

 

 

20代の頃、私はとても怖いと感じていることがありました。

 

思考の講座を開催すること。

哲学の講師として活動することです。

 

 

ワークの効果

 

私はこのワークに取り組む時、特に「自分のこれまでの世界の外に出る」ということを大事にしています。

 

恐れを感じることのリストを実行するとき、いつも

「こんなことをしたら大変なことになるのではないか」

という風に感じるのですが、

 

実際に行ってみると、意識領域が拡大して、それ以降殆ど恐れを感じなくなってしまいます。

 

私が最初に感じていた恐れは、どれも幻想だったのだと気付きました。

 

私はこのワークに取り組む度に、自分の世界の外に出ている感覚があり、また人生が明らかに前進している実感があるので、是非試してみてく

 

実行するのがかなり困難ではあるものの、人生に劇的な変容を起こせる可能性がある大事なワーク

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