【重要】あなたは何の専門家ですか?

【コーチング系/ワーク解説】

 

このページでは、「専門性」をテーマとしたワークをいくつかご紹介します。

 

・・・

 

ワークの準備

 

こんな風に紙とペンを用意して下さい。

 

 

・・・

 

専門テーマを明確にする4つのワーク

 

今回は、以下の計4個の質問について考えていきます。

 

質問1.自分が純粋に好きな・関心がある分野・行動は何だろう?

 

質問2.これまで学び続けてきたこと、これから学び続けたい分野・テーマは何だろう?

 

質問3.自分が他人や社会に提供できる知識・情報、考え方、問題の解決策&アプローチは何だろう?

 

質問4.自分は何の専門家だろう?

 

・・・

 

 

・・・

 

◆質問1.「自分が純粋に好きな・関心がある分野・行動は何だろう?」

 

まず最初に、あなたが純粋に好きな分野や行動を探していきます。

 

ノートに以下のように十字の線を引いてください。
縦軸には分野(ジャンル)、横軸には行動(アクション)と書き込んで下さい。

 

 

このとき、できる限り多くのキーワードを書き出していきます。

 

キーワードが多ければ多いほど、自己理解を深めるうえで判断材料が増えます。

 

〇より好きな分野&よりずっと関わり続けたい分野➡より上側へ

〇より好きな行動&自然と続けられる行動➡より右側へ

✕好きではない分野&関わりたくない分野➡より下側へ

✕好きではない行動&やりたくない行動➡より左側へ

 

このとき同時に「嫌いな分野/行動」もリストアップしてみて下さい。

「嫌いな分野/行動」を明確にするのは、あなたにとって意義や価値を感じられる分野/行動を見つけるうえで、データとして役立つためです。

 

過去から現在を振り返ってみて、

 

あなたが興味・関心を持ち続けている分野(ジャンル)は何でしょうか?

また、あなたが自然と続けられる行動(アクション)は何でしょうか?

 

好きな分野・行動/嫌いな分野・行動という言葉では見つかりにくかったり、しっくりこない場合があります。

 

この場合は、あなたがこれまでに無意識にずっと関わり続けている分野・テーマを探してみて下さい。

 

長期的なスパンで携わりたい分野・テーマを考えることが、最大のポイントです。

 

・・・

 

このワークの答えは、学問の分野、趣味・娯楽、職業的なジャンル、哲学や芸術など、なんでもOKです。

 

数学、語学、SNS、コミュニケーション、子育て、筋トレ、美容、ファッション、登山、マーケティングetc…

 

・・・

 

次に、「学習」というキーワードを軸に専門テーマについて考えていきます。

 

質問2.これまで学び続けてきたこと、これから学び続けたい分野・テーマは何だろう?

 

これは時間軸上(過去と未来)であなたにとって重要な「学び」が何かを考えるワークです。

 

あなたがこれまで学んできた分野・テーマは何でしょうか?

あなたがこれからも学び続けたい分野・テーマは何でしょうか?

 

専門家としての実力を高めることを考えるとき、文字通り専門知識(Specialized knowledge)が不可欠になると思います。

 

このワークの答えは、質問1のワークと重なる可能性が高いため、その点も意識してみて下さい。

 

・・・

 

質問3.自分が他人や社会に提供できる知識・情報、考え方、問題の解決策&アプローチは何だろう?

 

これは自分は他者や社会に何を提供できるのかを考えるワークです。

 

このワークは、次のような質問で取り組むのもおすすめです。

 

あなたが持っている最も強い問題意識は何でしょうか?

 

あなたが、他者の問題(悩み・課題)の解決をサポートしたいと思える分野・テーマは何でしょう?

 

あなたが他人や社会に提供できるのは、どんなアイディアやアプローチでしょう?

 

あなたは、どんなテーマで他者の問題解決に関わりたいでしょうか?

 

あなたは、どんな分野・テーマの問題の解決策を持っているでしょうか?

 

・・・

 

質問4.自分は何の専門家だろう?

 

ここまでのワークに取り組めたら、最後に文章を作成していきます。

 

紙の上に、このような文章を書き、当て嵌まるキーワードを考えてみて下さい。

 

「私は、〇〇の専門家である」

 

キーワードを洗い出すとき、質問1~3のワークで出た答えを参考にしてみて下さい。

 

キーワード群の中から、特にあなたにとって最もしっくりくる表現を見つけられるとベストです。

 

文章を作成できたら、実際に声に出して読み上げてみてください。

 

そして、あなたにとって

 

「確かに、自分は〇〇の専門家だ」

「私は、〇〇の専門家になりたい」

 

このような実感や確信を得られたら、ワーク終了になります。

 

・・・

 

最後に

 

今回は、「専門性」をテーマとしたワークをご紹介しました。

 

少しでもご参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました