【転覆地図論】について(追記・修正中)

【雑記】

 

絡み合う曲線なしに、直線はありえない

            ―――G.W.ライプニッツ

 

■転覆地図論(Cartography of Cognitive Overturn)

■部門

0.前提理論:概念空間論(後述)

1.理論:
転覆地図論は、テキスタイル・モデルによってあらゆる分野・理論・概念をメタ的に理解・表現し、超学際的な枠組みを提供する。

2.方法論:

転覆地図論は、あらゆる思考上の問題をテキスタイル・モデルによって捉え、未曲線法によって解体・瓦解と再構築・再生成を行う。

■参考理論
哲学:ジル・ドゥルーズの哲学『襞』、ジョン・F・ディマティーニ(ディマティーニ・メソッド)、ライプニッツのモナドロジー、デリダ的な脱構築

数学:圏論、トポロジー、解析学など(事例;デデキントの切断→切断ではなく高次のテキスタイルの折り目と見做す/微積分→接線は高次テキスタイルの折り目と見なす)

物理学:量子力学など

■転覆地図論

語義:転覆とは、大きな認識の変化・変容を指す。地図とは、テキスタイル全体や部分、あるいは組み合わせを指す
観点:転覆地図論では、あらゆるものをテキスタイル・モデルによって理解・分析する。

理論化:テキスタイル・モデルによりメタレベルでの学問の統合

方法論:テキスタイル・モデルによる問題解決。未曲線法

■テキスタイル・モデル

テキスタイルは、無限に多様な折り畳みや展開ができる折り紙・織物・布地のようなもの

テキスタイルは、概念の集合、曲線の集合、振動の集合などによって構成される

テキスタイルは、未曲線、実線体/虚線体の運動によって導かれ構造が決まる。

テキスタイルは、つねに生成・構成され続けるダイナミズムを持つ
テキスタイルは、基本的な有限個のパラメータを持つと仮定(※パラメータの具体的な特定は未完成)
テキスタイルは、パラメータの変動によって、あらゆる最も基礎的な概念や曲線を記述・生成可能と想定

(※具体的なパラメータ値のグループをテキスタイル・データと呼ぶ)

テキスタイルは、襞演算pli(⇄重折/開展)の操作ができる

テキスタイルは、次元をもつ

テキスタイルは、層構造(複数のテキスタイルの組み合わせ、重ね合わせ)をもつと想定。

テキスタイルには、必要な場合は多軸体を想定(時間軸、抽象度軸(情報量)など)

※1.テキスタイルの変形(折り畳みや展開)による襞・折り目が曲線になる、あるいは曲線と見做される。

※2.基礎概念/曲線/振動は、その組み合わせによってあらゆる複雑・応用・発展的な曲線/概念/振動を分解・再構成できる。

■テキスタイル種類➡転覆の事例

①学問的テキスタイル

哲学:哲学思想➡哲学的な思索や理解の過程で起こる世界観の変化

認知科学:個人の意識、思考、認識および固定的な思い込みや信念体系やパラダイムなど(認知テキスタイル)

数学:方程式、グラフ(量的、数値的テキスタイル)など。

芸術:美しい絵画、彫刻、建築➡鑑賞による感動など

経済・金融:為替や株価変動、チャートの集合(マクロ指標、株価など)➡株価の大暴落による世界の混乱、投資家のパニックなど(※需要・供給/期待/貨幣量/外部要因→物価上昇→政策金利引上げ→通貨高)

言語学:英語、日本語など(言語テキスタイル)
生物学:DNAの二重螺旋など
神経科学:脳🧠、神経回路など

解剖学:身体全体の状態(健康、病気を含む)、毛髪、骨格系、血管系、栄養・ホルモン経路など

精神医学:精神疾患(うつ病、双極性障害など)、依存症など

論理学:命題(逆、裏、対偶(彼女がアリスならば、彼女はウサギの穴に落ちる。対偶:彼女がウサギの穴に落ちないならば、彼女はアリスではない))

宗教学:信仰

日常的:色々➡大きな事件・事故による驚き、パニック、センセーショナルなど

時間:時間による思考・感情への影響、時刻による意思決定の変化

空間:物質的なテキスタイル

 

 

■転覆地図の方法論
①定義:転覆地図とは、テキスタイルの固定的な構造を解体&再構築する仕掛けが施され、曲線を導くことで問題解決を図るもの。

②設計思想(次元の問題)

転覆地図の設計において、被験者の認識テキスタイルの次元よりも高次のテキスタイルにおいて未曲線法によって曲線を操作させることで、結び目や固定性を溶かせる可能性がある。

③転覆法則

転覆を可能にする原理・法則。また有限の一連のテキスタイル操作のパターン。

④方法論:未曲線法

未曲線法とは、問題解決においてテキスタイル・モデルを適応する方法論である。

未曲線とは、未然性と未知性の性質をもち、曲線の生成プロセス全体のことを包括的に差す。

未曲線法において、テキスタイル、この宇宙におけるあらゆる曲線は未曲線化する(未曲線とみなされる)

未曲線法では、必要に応じて問題解決のための曲線段階を2~3つに区別する。

①カタータシスの曲線 (Katastasis Curve): 診断・分析(固定性、秩序の特定)

②ヴァガリエの曲線 (Vagary Curve): 解体・瓦解 (秩序からの逸脱)

③ノヴァティオの曲線 (Novatio Curve): 再編成・再生成 (新しい秩序の革新)

■未曲線法の実践(臨床的、実験的な可能性)

転覆地図上を、被験者は曲線のパターンを辿りペンや指によって曲線を描く。その過程で思い込み・信念体系・パラダイムは解体・再構成され、新しい認識が得られたり新しい考え方・アイディアを得る。

 

■転覆地図モデル

円錐型/逆円錐

①次元軸:円錐の先端は無限∞、底面は0

②抽象軸:抽象度が高く、振動数も無限∞

特異点、正のテキスタイル/負のテキスタイル

 

■問題論

転覆地図論においては、問題はテキスタイル・モデルによって表現される。
問題は、固有のテキスタイル構造をもつ。
転覆地図論では、問題を曲線問題/テキスタイル問題として解く。

■臨床的な証拠の候補(医学的ケーススタディ)
PTSD・トラウマ症状➡EMDR(眼球運動による脱感作と再処理)のような手法は、「硬直化した認知的テキスタイル」を「物理的な振動や操作」によって解放し、再編成するという点で、テキスタイル・モデルの医学的ケーススタディとして極めて重要EMDRは、意識と身体(視覚運動)という異なる層のテキスタイル間に、関手(転写規則)が存在することを強く示唆しています。つまり、身体的な操作が、概念的な信念構造に構造を保存したまま影響を与えているのです。これは、転覆地図論が「クシャクシャに丸める行為」といった身体的・幾何学的操作で認知構造を転覆できるという主張の、医学的な裏付けとなる可能性を秘めています。

 

マクロ:条件・規定性➜受容性
※環境、トレンド、指数的
ミクロ:条件・調和性
表/裏➜表/裏
ポジティブ特性/ネガティヴ特性
エクリチュール/パロール
■神学的考察
神=曲線、曲線による思考/実現化
魂=テキスタイル圧縮=概念化

■設計論

建築学的モチーフ➜組合せ度

曲線の集合➜テキスタイル

 

■曲線論

屈折、観点、織込み、兆候/痕跡

曲線の操作:仕掛け、落とし、隠し、開示、

曲線/テキスタイルの共有➡コミュ

 

■曲線の機能論

●時間性機能➡

過去/未来➡痕跡/兆候、分析/予測

●基準化機能➡基準軸

事例;乖離率/収斂率

●構成化/生成化

高次化・次元形成

点➜曲線➜平面➜立体➜…

■テキスタイル平面/曲面

テキスタイル・モデル

■テキスタイル論

定義➜曲線の集合

機能①結束機能

曲線の集合を結い束ねる

折紙モデル

■虚構論

曲線➜虚構性

■体論

実線体/虚線体

■世界論

世界は無限に多様な曲線を生成するシステムである。

迷い、踊り、

曲線➜分岐系(機能?)

操作➜重折/開折

冒険=曲線を引くこと➜思考の曲線※認識領域R上

■時間系

同期性/

曲線

無意識・潜在化/意識化・顕在化

曲線解釈

概念空間の構成・状態により解釈が変化

■認知

曲線のパターン認識

曲線タイプ

時間帯区分➜ヒストグラム

E/E契機

概念↔曲線

曲線集合➜テキスタイル凝縮化➜概念

可能的世界論

汎曲線/汎テキスタイル

概念曲線G

曲線C

転覆率曲線T

モナド的観点の暗き底、

精神のうちに暗がりが存在することこそが、精神疾患の最大の原因と考えて間違いないだろう。

■【2025/11/1】
■【未曲線法】
転覆地図論を、概念空間論とパラレルに構築することは可能。
  概念の集合↔曲線の集合
テキスタイル➜襞演算➜開展/重折➜概念生成
転覆地図層
書物➜転覆地図化
■【2025/11/12】
テキスタイル➜観点−鏡像反射➜転覆
曲線問題➜
※すべてを曲線の問題として理解し解く 
参照平面:観点➜座標系➜テキスタイル設計
量/質問題:量的/質的/強度的曲線
建築学的:設計自由度
転覆地図パラメータ
縁起性
事例:仏教➜縁起=関係性曲線(テキスタイル)

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