今日は、人生の計画を立てるための基本的な質問をご紹介したいと思います。
今回お伝えするワークに取り組んでもらえると、目標達成までのプロセスがはっきり見えるようになると思います。
詳細に解説していくので、本気で取り組みたい方は、このページを印刷してワークに取り組むことをお勧めします。
※一部、追記中です
ぜひじっくり取り組んでみて下さい。
人生計画(プランニング)の基本的な質問リスト
計画を立てるための最も基本的な質問を10個ピックアップしました。
◆質問①~⑩
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①「私が人生で実現したいことは何だろうか?」
②「それが実現するためには、どんな条件があるか?」
③「目標達成までのプロセスで、どんな分岐ルートが考えられるだろうか?」
④「目標達成の妨げとなる自分の信念・思い込みは何か?」
「どんな障害・リスク・行動のブレーキ等が考えられるか?」
⑤「目標達成に必要だが、欠けている情報は何だろうか?」
⑥「具体的にどれくらいのコストが掛かるか?」
⑦「必要なリソース、スキルは何だろうか?」
⑧「目標達成に必要な具体的な行動は何か?」
⑨「各行動をさらに細分化するとどうなるだろうか?」
⑩「もっと時間を短縮したり、効率化するには?」
⑪「 ????? 」(最終質問)
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質問の解説①~③
まずは質問リストの①~③までを見ていきましょう。
①「私が人生で実現したいことは何だろうか?」
②「それが実現するためには、どんな条件があるか?」
③「目標達成までのプロセスで、どんな分岐ルートが考えられるだろうか?」
質問①あなたが人生で実現したいことは?
最初に、あなたが人生で実現したいことを書き出してみて下さい。
このとき、できれば現在のあなたが実現方法が分からないものも含めてみて下さい。
こちらの記事で、実現したいことをリストアップするワークをご紹介しているので、ご参考下さい。
質問②「それが実現するためには、どんな条件があるか?」
質問③「目標達成までのプロセスで、どんな分岐ルートが考えられるだろうか?」
この2つの質問は、目標達成のために立てた計画が実際に上手くいくか、という成否に密接に関係する非常に重要な部分です。
例えば、あなたが「講演家になりたい」という目標を持っていたとしたら、どんな条件が考えられるでしょうか?
例えば、講演活動をするには、こんな分岐パターンが考えられるかもしれません。
分岐パターンA「自分でセミナーや講演イベントを開催する」
分岐パターンB「他人・企業などから依頼を受ける」
そして、この各ルートを実現するには、こういう必要条件が思い浮かびますね。
「講演のための会場を準備する」(リアル開催の場合)
「講演の告知をすると、ほぼ全席を埋める応募がある」
「依頼されるだけの社会的な認知度」
「講演の価格を決定・交渉する」
「スピーチ能力を習得していること」
etc…
これ以外にも様々な条件のリストが作成でき、色々な分岐パターンが考えられます。
それらを考えられる限り書き出して、目標達成までのプロセスを可視化し全体像を把握することを目指してみて下さい。
この分岐の各ルートから逆算すると、最終的には超・具体的な行動リストを作成でき、これを突き詰めると、極めて具体的に「未来が見える」レベルまで詳細にシミュレーションをしていくことができます。
※補足;分岐系について
私の講座では、こういうあらゆる分岐の全体を、「分岐系」と呼んでいます。
■参考動画
質問の解説④~⑦
今度は、④~⑦の質問への答えを考えていきましょう。
④「目標達成の妨げとなる自分の信念・思い込みは何か?」
「どんな障害・リスク・行動のブレーキ等が考えられるか?」
⑤「目標達成に必要だが、欠けている情報は何だろうか?」
⑥「具体的にどれくらいのコストが掛かるか?」
⑦「必要なリソース、スキルは何だろうか?」
質問④「目標達成の妨げとなる自分の信念・思い込みは何か?」
「どんな障害・リスク・行動のブレーキ等が考えられるか?」
「思い込み」はとても大事なテーマですが、今後何度も扱ってくので、今回は省略しますね。
目標達成までのプロセスで、どんなものが障害・リスク・行動のブレーキとなるでしょうか?
この点を最初に確認しておくと、途中で躓いてしまう可能性が低くなります。
質問⑤「目標達成に必要だが、欠けている情報は何だろうか?」
質問⑤はすごく重要な「情報のリスト化」のためのワークです。
ここでの最大のポイントは、現時点で、目標達成に必要だけど分からないことを明確にし、不足している知識・情報を特定&リスト化することです。
そのうえで、戦略的に情報源にアクセス&獲得できるように計画を立てていきます。
この点で特に覚えておいて頂きたいのが、ライトエリア/ダークエリアという概念です。
あなたにとって、詳細な情報が不足している部分はダークエリアになります。
目標達成までの過程がダークエリアになっていると、それを実現することができないので、まずはこの暗い領域の明瞭度を高め、ライトエリアに変えていくことが重要です。
・・・
⑥「具体的にどれくらいのコストが掛かるか?」
⑦「必要なリソース、スキルは何だろうか?」
また質問④~⑦では、障害・ブレーキ・リスクなどをリストアップしてみて下さい。
ここでは、分かりやすいように目標達成がうまくいかなくなる原因を「内側の要因」「外側の要因」2つに分けて考えてみましょう。
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【内的な要因】
これは主に心理的な要因を意味します。
思い込み/行動を起こすブレーキとなる信念/恐れや不安の感情…などですね。
(例)「自分には才能がないから、うまくできないだろう…」
(例)「自分が好きなことで、お金は稼げない」
(例)「誰かに情報発信を批判されたら嫌だな…」
【外的な要因】
これは心理的な要因以外のリスク要因を意味します。
お金がない、コストを払えない/知識・情報が足りない/必要なスキルが欠けている…などなど。
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このように目標達成が失敗してしまう要因って色々考えられますよね。
それをできる限り多く、リストアップしてみて下さい。
私も普段、目標達成のための計画・戦略を作るときは、思い込みを全部排除したうえで、リスクや障害のリストを作成して、全体像を把握することを大事にしています。
ぜひ、ゆっくり時間を掛けて取り組んでもらえたらと思います。
質問⑧~⑩
先程の質問リストを踏まえて、今度は、具体的な行動リストを作成していきましょう。
質問⑧~⑩
「目標達成に必要な具体的な行動のリストは何か?」
「各行動をさらに細分化するとどうなるだろうか?」
「もっと時間を短縮したり、効率化するには?」
質問⑧「目標達成に必要な具体的な行動のリストは何か?」
質問⑨「各行動をさらに細分化するとどうなるだろうか?」
行動リストを書く際に、まずポイントになるのが「具体的であること」や「細分化すること」です。
あなたがやりたいこと、実現したいと思うことを一つ選んで、それを実現するために必要な具体的な行動を、思いつく限り書き出してみてください。
それができたら、さらに各項目を細分化してみましょう。
紙やノートに書き出すときは、実行できたらチェックマーク(✔)を入れて確認できるように、最初に▢を書くのがおすすめです。
例えば、「数学を学びなおしたい」こういう書き方だと、まだ実は全然具体的とは言えないんです。
例えば「幾何学の「〇〇」という用語の意味を辞典やネットで調べる」
少なくともこのレベルまで、細分化してみて下さい。
「〇〇というワードをネットで調べる」
これくらい細分化された項目だと、一瞬で行動に移せますよね。
行動リストは、細分化すればするほど、一つの項目を実行するのに必要な時間・労力・コスト・エネルギーが下がって、取り組みやすくなるのですね。
行動リストを細分化するプロセスは、じっくり時間を掛けて取り組む価値があるので
是非試してもらえたら嬉しいです。
質問⑩「もっと時間を短縮したり、効率化するには?」
ここまでのワークに取り組めたら、時間の短縮/時間の効率化を目指して、どうすれば目標達成までのプロセスを簡略化できるかを考えてみます。
ぜひ、この質問について本気で考えてみて下さい。
「目標を達成するための時間効率を10倍~1000倍まで高めるためにできる、
(時間を10~1000分の1まで短縮するために)具体的な方法は何だろうか?」
あなたも、人生において、時間こそが最も重要である、ということに同意されると思います。
私のすべての講座では、「膨大な時間を短縮すること」に本気で取り組んでいきます。
実は、私も毎日この質問に取り組んでるんです。
最初は答えを思い付くことが難しいかもしれませんが、ぜひ考えてみて頂けたらと思います。
最後に
今回は、人生の計画を立てるための超・基本的な質問をお届けしました。
この質問リストを参考にするだけで、目標達成までのプロセスをよりスムーズに進められると思います。
少しでもご参考になれば嬉しいです。
【ご質問&ご感想フォーム】
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こちらがワークのフォームになっていて、自由に何度でも投稿して頂けるので、是非ご活用ください。
https://forms.gle/ChRK9F9bf2rDBncX7
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